報道とは違う小沢氏の会見
2010年2月2日(火)
昨日、CSのニュース番組「ニュースバード」で、小沢一郎氏の記者会見についての報道があった。テレビのニュースで小沢氏について言及しているものを見るのは初めて。今はマスコミというマスコミの報道を一切信用していないから、新聞報道もテレビ報道も、すべてネットで情報をかき集めた上で精査し、取捨選択している。自分に都合のいいようにストーリーを組み立てていると言えば言えなくもないが、それでも、マスコミから一方的に押し付けられる偏向報道の中で、アワアワと溺れてしまいそうになるよりはずっとマシ。
で、その時のニュース。小沢氏が、もし刑事事件に発展すれば進退を考えると言及したと。よお、テレビさんよ、小沢さんの記者会見の一部始終見ていたけれど、そんな言い方してなかったじゃない。
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<記者>週末、民主党議員や閣僚から、小沢氏が刑事責任を問われたり、国民の納得を得られなかった場合は進退を含めて対応を求める声が相次いだが
<小沢氏>あの、党内の誰がどう言ったかということは別といたしまして、それは私が直接聞いているわけでもありませんので、そのことは別にして、私自身が刑事責任を問われるというようなことになれば、それは非常に責任は重いと思います。
そういう意味で、私としては、ずーっとこの間、不正な金を受け取って、土地購入の資金やら何やらにあてたように報道されておりますけども、私は一切今いったように、そういう闇献金とか裏金とか、不正な資金は一切受け取っておりませんので、その意味において、刑事責任を問われるという事態は想定しておりませんけども、もしそういうことが、あー、仮にあるとすれば、今言ったように責任は重いという風にその点はもちろん考えております。
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…でしょがあ!
しかも、時事通信が「小沢氏、会見時間は17分=一方的に打ち切る」という見出しをつけているけれど、これも違う。この日の会見は最初から10分程度ということで開始されていて、司会進行役の細野氏が、その理由を説明しながら、これで会見を終わらせて頂きますと伝えた時、小沢氏は「えっ、もう終わりなの」という顔をされていたではないか。
まだ質問をしていなかった記者に対して、麻生太郎のように突き放した視線を投げつけるでもなく、ちょっとごめんなさいね、といった風情で会見場を立ち去っている。傲慢に打ち切ったような印象を与える見出しのつけ方には、悪意しか感じられない。何を言いたいんだ、時事通信!
しかもマスコミ、説明責任云々を声高に叫び、国民に「説明責任を果たしていると思うか」なんていうアンケート調査をしつこく続けているが、小沢氏が記者会見をしばしば行い、そこで、記者クラブに属していない上杉氏なども同席させるなどして、できるかぎりの説明をしようと努力していることについては、まったく触れようとしない。
自民党の誰がこれほど、自身に降りかかった疑惑について答えるべく、記者会見を開いてきたというのか。会見を開くたびに、マスコミにとって好都合な部分を誇張、歪曲、論旨そのものが捻じ曲げて報道されてしまうというのに、それでも小沢氏は記者会見を開き続けているではないか。
特に小沢氏のファンというわけでもなく(小沢氏の政治的功績を知らないのだから、ファンになりようがない)、民主党の絶対的な支持者というわけでもないが(今は選択肢が限られてしまっている)、小沢氏に対するあまりの偏向報道が悔しくて、昨晩は眠ることができなかった。
なぜ日本国民は歴史から学ぼうとしないのだろう。こんなマスコミの、こんな馬鹿げた報道になぜ騙されるのか。なぜ自分の目で確かめようとしない、なぜ自分の耳で聞こうとしない…、なぜ自分たちの手で民主主義を勝ち取ろうとしない…。この国はアジアの果てにある後進国。「発展途上国」なんかじゃない、正真正銘の「後進国」。

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