「猫党」党首がノビちゃった

「猫党」党首がノビちゃった

猫の評判
猫の評判-ランク4
ネコ好き自分の取扱書
著者/Chien Chat
出版社/イーストプレス

そのまんま東が新党を結成するのなんのと、お正月早々馬鹿げたニュース。そんな戯言、4月1日に言えばいいのにと思いながら、寿々おばさんは大の猫党だから、「猫党」なんていう新党ができたら、マニフェストがどうのこうのなんていうイチャモンは一切つけずに、迷わず投票してしまうだろうなあなんて。そのまんま東より猫のほうがずっと賢いもの。

新党で一番の問題といえば、誰が党首になるかということだけれど、強くて迫力のある猫がいいから、お人よしの茶猫はダメだし、おとなしい黒白猫もだめ。三毛猫は頭はいいけれど総じてわがまま、とても猫の上に立つ器量は持ち合わせていない。洋猫は参政権の問題がまだ片付いていないから、これも問題の外。で、思いついたのがツシマヤマネコ。鋭い眼光と野性味ある容姿。党首になれば、鳩をも蹴散らす迫力がありそうだから、これならいつかは第一党。

ところがこのツシマヤマネコ、どうやら世襲に世襲を重ねて(って、小泉進次郎とは違って、ただ同種間交配しただけなんですけど)、すっかり野性味を失ってしまったらしく、朝日新聞(2010年1月5日付)に、『ツシマヤマネコ、野良猫とケンカ…負けて保護』なんていう記事が掲載されて党首の面目丸つぶれ。

4日、長崎県の対馬野生生物保護センターが、昨年の春頃生まれのツシマヤマネコを保護したというのだけれど、保護の経緯がなんとも情けない。落ちていた魚を、野良猫と奪い合ってケンカしているところを地元の男性が見つけ、闘いに負けてノビたところを助けられたんだそうだ。センターの担当者も「野良猫に襲われるなんて初耳」だと言っているらしいけれど、一体どんな状態でノビていたのか、ああ、情けない。「猫党」の夢も、彼方遠くに消えてしまいましたとさ。

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