本屋さんちに猫2匹  鈴の屋書店

政治を貶めたメディア

猫の評判
猫の評判-ランク5
街場のメディア論
著者/内田 樹
出版社/光文社

小沢氏の代表選出馬で、どの新聞もあわてふためくことあわてふためくこと、みっともないったらありゃしない。小沢氏が首相になるとマスコミ、何か困ることでもあるのだろうか、あるんだろうなあ。

あるブログ主、「マスメディアが『悪人と決めつける人』『一大キャンペーンでバッシグする人』が、実は国民の為の政治を行おうとしている人。マスメディアが、『キャンペーンで応援する人』は、メディアにとって都合のいい人、既得権を守ってくれる人なんだと気がついた・・・」と書かれていたが、まさにそういうことなのだと思う。

代表選をするといえば「党の分裂」、代表選をしなければ「密室談合」。国がこれだけ疲弊している時に選挙をしている場合かと騒ぐけれど、ここまで政治や経済をぼろくそに疲弊させてしまったのは、なにを寝ぼけている、マスコミだろが。小泉元首相のパフォーマンス政治を持ち上げ、B層なる圧倒的多数の国民を洗脳し続けてきたおかげで、日本ではまともな政治家が育たなくなってしまった。

何人も首相が変わってしまったのは、支持率などというもので民意誘導をし続けてきた結果ではないか。国民的人気と持ち上げておいて、でもどうやら無能みたいだとわかると、支持率がバンバン落ちるような報道を故意に繰り返して追い詰める。

まあね、これまでにまともな政治家なんていたのかと聞かれれば口ごもってしまうけれど、鈴おばさん、ついこの間、橋本龍太郎の姿を久しぶりにテレビで見て、は~っとため息。今の日本の政治家と比較すると、あの「橋龍」でさえ一流の政治家に見えてしまう。それほどまでに、政治家が劣化しているということ。いやいや政治家なんていやしない、もはや権力欲の塊だけという醜い「政治家」しかいないのかもしれない。

で、あの脳科学者(あっ?胡散臭いなんて言わないからね)の茂木健一郎氏がツイッターでこんなことをつぶやいている。

「成田への飛行機の中で、日本の新聞を数紙読んで、暗澹たる気持ちになった。(中略)最初から構図が決まっていて、そこに一般の人々の発言をあてはめていく。これじゃあ、どこか全体主義の国の機関紙のようだ。単なる事実の報道は、ネットで済むから、新聞には、見識のあるオピニオンが求められている。(中略)そもそも、政治部の記者たちは、なぜ「政局」になるとこうもいきり立って記事を書き立てるくせに、肝心の政策や、国の方向についてはヴィジョンを示さないのか。

極道の出入りじゃあるまいし、政治を論ずる言葉が古すぎる。(中略)結論ありきで、それに適当に事実を当てはめ、「空気」をつくっていく。そのような新聞への不信感は根強い。今必要なのは、見識を持ち、イエロージャーナリズムに陥らず、他のメディアとの談合にも走らず、日本の将来のヴィジョンを明確に書ける、そんなメディアであろう。(後略)」 

同感、同感。で、今朝の朝日新聞に田原総一朗のコメントが掲載されていて思わず噴出してしまった。「菅さん、鳩山さん、小沢さん、輿石さんの4人とももう過去の人。今民主党に求められているのは、世代交代だ。党内には有能な中堅幹部がたくさんいるのに、だらしない」だって。

過去の人は田原さん、あなたでしょが。ジャーナリズムの世界にだって、もっと有能な若手がいるはずなのに、どうしてこんなイエロージャーナリストが跋扈しているのか?まずはこういうジャーナリストを追放するところから始めるべきかもね、日本の政治の再生を望むなら。

本箱

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鈴の屋書店は、鈴おばさんと飼い猫2匹でお店番をしている片田舎の小さな本屋さん。他人さまのお書きになった本を売っているだけじゃァ、あくびも出ようってもの・・・ってわけで、政治、社会、自然、その他モロモロ、鈴おばさんの思うことをぼちぼち書いてみようと思います。どうぞご贔屓のほど。

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