本屋さんちに猫2匹  鈴の屋書店

放射能、除染除染で日が暮れて・・・

猫の評判
猫の評判-ランク5
食卓にあがった放射能
著者/高木 仁三郎 渡辺 美紀子
出版社/七つ森書館

6月にブログを更新してそれっきり。それ以後毎日毎日除染に追われ、ブログを書く時間もなかなか取ることができなかった。6月から9月までの3ヶ月間で家の中の様子は変わり、3月の大地震の後、危険なので壁にかけてあった絵や鏡は全部降ろし、棚に積んであった本やCDもとりあえずダンボール箱に詰めて部屋の隅に積みあげていたから、まるで引越しでもするかのよう。それに加え、6月に入ってからはセシウムが降り積もっていそうな絨毯を全部取り払い、同じくセシウムをたっぷり溜め込んでいそうな布製のソファも廃棄。その代わりに掃除のしやすい無機質な皮のソファに買い換えしまったから、フローリングの床とあいまってなんとなく部屋がガラーンとした感じ。まあそれはそれですっきりしている。

そして新たな放射能対策兵器として、空気洗浄機3台と高圧洗浄機が仲間入りした。空気清浄機が放射能の数値をどこまで低くしてくれるかわからないが(効果ないという説もあるけれど、モノは試し)、毎日、全室掃除機をかけた後にびしょぬれの濡れ雑巾で床を拭き、さらに重曹シートでその上を拭くという結構な重労働を繰り返してきたのに、室内の放射能の数値は依然0.14マイクロシーベルトから0.12マイクロシーベルトの間を行ったり来たりしていてがっかり。汗だくになりながら、かれこれ4~5時間も掃除に費やしてひとつも安心した数値にならない。だから新兵器にちょっぴり期待しているところ。

もっとも使っているガイガーカウンターが、数値が高めにでる上に不安定という評判のSOEKS-01M(ロシア製・29,800円で購入)だから正確な数値はわからず、希望的観測だともう0.02マイクロシーベルトぐらいは低いかなあと・・・それでも安心はできないけれど。

家の外は今もまだ0.2マイクロシーベルトぐらいあって(当たり前?原発から放射能たれ流し状態なんだもの)、それでも、庭は芝生をはがして薄く土を削り、高圧洗浄機で家の前の道路を洗浄するなどして除染しているからその数値で済んでいるようなもので、一歩門から出て近くの公園に行けば、0.4マイクロシーベルトなんていう数値がはじき出される。排水溝にガイガーカウンターを近づけると1マイクロシーベルトになったりするから、なんかもうチェルノブイリの住民の気分。そう、ここは隠れたホットスポット。

その公園で、先日ヨチヨチ歩きの赤ちゃんが草をむしって遊んでいたのにはびっくり。「お母さんやめさせなさいって、子供を放射能から守らないと大変なことになるよ、守ってあげられるのはお母さんだけなんだよ、な~んで危険な土を平気で触らせているの!」そう思ったけれど忠告はせず。放射能に過敏に反応していると、「そんなことをしてるほうがよほどガンになる」だの「政府の基準以下だから安心なんじゃないの」「福島の人たちのことを考えると、この程度の数値で除染なんて申し訳ない」とか、とにかくわけのわからないことを口走る人に遭遇するから、とりあえず自分の身と家族を守ることだけに専念している。

今日、読売新聞の朝刊に掲載されていたけれど、森田健作がドイツ・デュッセルドルフ市のディルク・エルバース市長と懇談し、その席で千葉県の現状について「千葉県は、もうほとんど影響が残っていないが、風評被害に困っている。実際は、海も食物も全く問題がない」とアピールしたんだと。柏市、松戸市、流山市、その他我孫子市や印西市といった隠れたホットスポットに住む母親たちが、放射能から子供を守ろうと必死になっている姿を知らないのか「ドアホ知事」。千葉県で一番問題なのは、放射能より森田健作が知事ってことかもね。脳みそ・・・メルトダウン。

本箱

他の本は書庫にあります。

風評被害だとぉ?

放射能汚染の現実を超えて
著者/小出 裕章
出版社/河出書房新社

1986年チェルノブイリ原発の大事故後、旧ソ、ヨーロッパだけでなく日本でも放射能の汚染は拡がっていた。原発の現場から食品など具体的な放射能汚染の実態を綴り、原発への警告を鳴らす。

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茨城県は魅力がない?

地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?(br/> 久繁 哲之介
筑摩書房

市民を蔑ろする都市は必ず衰退する。どんなに立派な箱物や器を造っても、潤うのは一部の利害関係者だけで、地域に暮らす人々は幸福の果実を手にできない。こうした「罠」のカラクリを解き明かし、市民が豊かになる地域社会と地方自治のあり方を提示する。

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政治を貶めたメディア

街場のメディア論
著者/内田 樹
出版社/光文社

テレビ視聴率の低下、新聞部数の激減、出版の不調―、未曾有の危機の原因はどこにあるのか?「贈与と返礼」の人類学的地平からメディアの社会的存在意義を探り、崩壊寸前になっている教育・医療などを題材に劣化したジャーナリズムを糾弾。危機の本質を見極める。

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高齢化の嘘?

長生きすりゃいいってもんじゃない
著者/日野原 重明 多湖 輝
出版社/幻冬舎

1911年生まれの日野原重明と1926年生まれの多湖輝の共著。逆境が成長の素、ストレスが健康の素。体と頭の達人合わせて182歳のご両人が、幸福の極意を伝授する。

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命の実感がなくなる・・・

世界にたったひとつの犬と私の物語
著者/渡辺 眞子
出版社/河出書房新社

迷い犬との奇跡の再会、家族を再生させた一匹の捨て犬など、言葉を超えて、 人と犬の織りなすドラマのような、映画のような10のリアルストーリー。あたたかい涙が頬をつたうとき、うちのコがもっと愛しくなる。

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鈴の屋書店は、鈴おばさんと飼い猫2匹でお店番をしている片田舎の小さな本屋さん。他人さまのお書きになった本を売っているだけじゃァ、あくびも出ようってもの・・・ってわけで、政治、社会、自然、その他モロモロ、鈴おばさんの思うことをぼちぼち書いてみようと思います。どうぞご贔屓のほど。

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